今日は堺市の初芝立命館中学校・高等学校の説明会に行ってきました。
去年は行きたいという生徒がいたので、個別でアポを取って学校内を見学させていただきました。
去年はブログ書く書く詐欺継続中でしたが、今年はしっかりとブログに書いています。
東三国から大阪メトロ(まだ若干違和感)で難波まで。
南海高野線に乗り換えて、北野田から徒歩15分くらい。
合計1時間ちょっとくらいでしょうか。
初芝立命館中学校には
アドバンスト立命館コース
立命館コース
セレクト・アカデメイアコース があり、
それぞれ
高校の、
アドバンスト英数コース
立命館コース
グローバル特進コース(Ⅲ・Ⅱ・Ⅰ)へとつながります。
アドバンスト立命館、アドバンスト英数コースはそれぞれ20人以下という超少人数制でやっており、理系難関国公立大学、医歯薬系大学を目指すコースです。
立命館コースは立命館大学、立命館アジア太平洋大学へ内部推薦で進学するコースです。(基本的に全員)
グローバル特進コースは、習熟度別に3コースに分かれ、それぞれ国公立大学、難関私立大学、有名私立大学進学を目指すコースになります。
立命館コースでは、大学入試の勉強はしません。
立命館大学に入ってから活躍するための勉強を高校でしていくことになります。
立命館大学に進学することを決めている人にとっては、中、高、大、3,3,4の10年一貫教育という位置づけになります。
やはり、親が立命館大学出身という生徒が多いとのことです。
今回説明会に行って印象的だったのは、大阪初芝学園の常務理事川﨑先生のお話でした。
川﨑先生は、立命館宇治高校で9年間、北海道の立命館慶祥高校で4年間校長を勤められ、その後初芝立命館のステイタスを上げ、ブランド化するために、大阪初芝学園の常務理事になられた先生です。
立命館宇治高校は、今ではIB(国際バカロレア)教育で先頭を走る高校ですが、当時はかなりの改革が必要だったとの事です。
IBの試験というのはたとえばこういうものだそうです。
ヤルタ会談があったが、その会談がその後の米ソの冷戦にどのような影響を与えたと考えるか、根拠とともに述べなさい。(すべて英語で答えます!)
とか、そういうのをスラスラと解いちゃうような生徒が当たり前にいる学校。
そんな学校を作ったと言っても過言ではない先生。
北海道の立命館慶祥高等学校で校長になられたときは、定員割れをするような学校だったそうです。
立命館ブランドを守るために改革した結果、現役で東大5名、うち一人は理Ⅲの合格者を出すような学校になり、今では北海道で一番、二番の人気校になっているとの事です。
校長として、そのような改革をされてきた先生のお話ですから、説明会というより講演会のようなもので、また私のメモが恐ろしいことに、、、
初芝立命館もまた数年で大きく変わるかも知れません。
しばらく目が離せませんね。
実は本当にたくさんのお話があったのですが、私の文章能力では再現ができません、、、
どんな話だったか、箇条書きで。
大学入試改革は政府でも大学からの要請ではなく、政財界からの要請だった。
英仏語ペラペラの15歳kokiの登場が、日本人でも意識の違いでこんなに違うのかという象徴。
日本人がすでに260人も海外のプロサッカーチームに所属しているという事実を知らない日本人の方が多い。
JAL改革で稲盛和夫氏がやったことは徹底的にフィロソフィー。
人気チェーン店がアンケートを取って見ているのは5段階で5をつけてくれたお客さんの数だけ。
吉田松陰の教え。感動→感即動。感動したら即動け!
なでしこジャパンが優勝した時に佐々木監督がしていたのは東北の震災の映像を選手にずっと見せ続けたこと。何のために頑張るのか、誰のために頑張るのか、それ次第で自分の限界を超えることができる。
7時間授業、早朝特訓を一番しているのが九州なのに、九州が全科目全国平均を下回っているという事実。
立命館慶祥の生徒がベトナムで見た残酷な事実から本気で勉強して医者になった話。
などなど、、、
濃いです。
本当に濃かったです。
私が中途半端にやるよりは、是非、実際に先生のお話を聞いて頂いた方がよろしいかと思っています。
11月23日に「立命館コースまるわかり説明会」というものがあります。
川﨑先生のお話もそこで聞くことができます。
初芝立命館だけでなく、立命館大学に興味があるという方も是非!
それでは今日はこの辺で。