部活は頑張っているので続けさせたいが、両立ができない

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はじめに

部活は頑張ってる、学校行事とかも一生懸命やってるのはよく知ってる。
でもなぜ勉強は頑張れないのか。

うちの子、根性はあるんです。
今までずっとできてたのに、急に最近・・・

永遠のテーマですね。

だから仕方ないこと・・・
「中学生 部活 両立」と入力してググる・・・でもスッキリしない。

部活を頑張っていることは財産

個人の意見の域は出ませんが、私の考えを述べたいと思います。

まず、一つ、「部活を頑張っている」事を強く評価して欲しいです。
何か打ち込めることがある。そして、それをやり切った経験、これは大げさではなく一生の財産になります。30年後、40年後でも、自分が例えば「野球少年」だった事、「野球馬鹿」だった事、これはずっとずっと自分の代名詞になったりするのです。
途中でやめるということはできるだけさせて欲しくはありません。

とは言え、中にはこんな考え方もあります。
プロ目指すわけじゃないし、補欠やのになんでそんなに頑張るの?
勉強に少し回したら?っていうか、もうやめたら?

私の経験上、補欠でも頑張っている人たちの方が、高校、大学くらいで逆転して中学でレギュラーだった人たちより生き生きしている印象があります。

”何くそ”という負けん気が育つ事に加え、どうしたら上手になるのかと必死で考えることが、大人になってから必要な要素になってくるからです。
一方、あっさりレギュラーになる人は、あまり何も考えずにできている人も多いです。もちろん、そこからさらに努力をして凄い成績をおさめる人もいますが。

話を戻します。

では、部活と勉強の両立はどのようにすればいいのか。

まずは部活を頑張らせる・ただし漫然とではなく

子ども自身に現状を把握させ、自分は何を目指していて、何を今するべきかを認識させた上で、部活をまず頑張らせる

という事が必要だと考えます。

例えば野球ばっかりしている中学生がいるとします。

目標を聞きます。
ある子どもはプロになりたいと言います。
ある子どもはプロにはならなくていいけど、甲子園には行きたいと言います。

まずプロの方から
思春期、反抗期の子どもで勉強の話は禁句でも、部活の話はわりとちゃんとしてくれます。
じゃあ、プロになるためにはどうしたらいいのかな?
少なくとも甲子園に出るどころじゃなくて、その中でもぶっちぎりの成績を収めないとスカウトは気づいてくれへんよな。
今のポジションのセカンドでは目立たへんな?ピッチャーにならな目立たへんわ。
プロでピッチャー以外の人も子供の頃からずっとエースで4番やったけど通用せんから野手やってる人が多いの知ってるやろ?
それで甲子園行ってスカウトに注目されるくらいの活躍せなあかんよなぁ。
ピッチャーは無理?今の時点で無理っていうのがあれば、相当プロは難しいよ、厳しいけど。
とりあえず、中学校でぶっちぎりのエースで四番になるためには今どうしたらいいか?って事から考えて行こか・・・
このようにヒントだけ与えて分解していって、最後は自分の頭で考えて行ってもらい、それでも野球というならそれはそれでいいと思います。
きちんとした目的を持たせて、逆にもっともっと部活を頑張らせてもいいと思います。
そこまで考えてそれでも目指す子どもは、どこかで挫折して転んでもきっとただでは起き上がらないでしょう。
プロなんか無理やと頭から決めてしまうのではなく、どうしたらなれる?というのをしっかり自分で考えさせて欲しいのです。
これは決して夢を砕く作業ではないのです。
どうしたら達成できるかを、きちんと考えさせることなのです。前向きな作業です。

次は甲子園組。
甲子園行くには甲子園出る可能性のある学校に行かなあかんよな。
大阪やったらどこかな?といくつか挙げさせます。
野球留学という方法も一応あるにはあるよな、という話も。
高校は入試があるので、自分の成績で行けるのか調べさせる、考えさせる。
行けるとなったら、部員が何人いるのか調べさせ、考えさせる。
現状はそこそこ程度のレベルで、レギュラーどころか、ベンチ入りも難しくなりそうか、怪我でもしなければ、レギュラーか最低でもベンチ入りできそうなレベルなのか考えさせます。
結局、どうしても甲子園に行きたい組は地方への野球留学という選択肢がかなり濃厚という結論に至るとします。
野球留学までは・・・となるかも知れません。
大切なのは、漠然としているものを具体的に考えていく作業。
これも夢を砕く作業ではなく、非常に前向きな作業だと思います。

勉強の大切さにも気づく

自分のしたい事をしっかりと認識した上で、今何をすべきか自分の頭で考えさせる事、これは一生ものの財産です。
その結果、やっぱり勉強も必要だ思い、勉強も頑張るという方向に行くのか、今はトコトン部活をやるという方向に行くのかは、本人次第だと思います。

ですので、部活との両立はそれは確かに大切なことですし、できていない事に対して心配もあります。
そこを踏ん張って「わが子が自分でしっかり考えた末の判断を信じる」ということもとても大切な事だと私は思います。

ただ、一つ忘れてはいけない事。それは、部活に打ち込み過ぎたら100%受験には不利だという認識を持たせることです。
入試の段階で「部活頑張りすぎたから・・・」という言い訳は絶対にしない!としっかりと今の時点で約束をしておく必要があります。
「デメリット」があることをわかった上で、やりたいことを思い切りやらせるというのは立派な教育です。

・・・

それもこれも日々「魔法のシート」で自分を見つめ続けるからこそです。

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