3年の夏まで部活一色で結局両立できずに終わってしまった

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はじめに

部活一色で、1年から3年の夏まで勉強に関して大きく遅れを取ってしまった。
そんな悩みもあるでしょう。

部活は頑張っているから続けさせたいが、両立ができないの最後に書いたように、部活を頑張るという事を最大限評価することは大切ですが、受験には不利だというマイナス面を受け入れた結果だという所から、話を始めます。

正直、このパターンは決して望ましい状態ではありません。
むしろ、色々考えている暇もない状況と言えるでしょう。

実際に、真正面の道ではなく、裏道を通って、しかもギャンブルのようなイチかバチかの勝負
という状況になって行きます。

それに加えて、本人の体力や根性も相当必要になります。

不利な戦いはもう始まっている

「三年夏から根性で頑張って逆転する」
だいたい皆さんそうおっしゃいます。

でも、元々そこまで頑張っていた人たちも、さらにそこから加速するのですから、
いったい何倍のスピードを出さなければいけないか。
三年の夏以降、頑張るのは当たり前。そこまで部活を頑張っていようがいまいが、全員同じなのです。
あまりにも不利な戦いになることは間違いありません。

とは言え・・・そんな話をしても意味がありません。
すでに現実そのようになってしまったのですから、受け入れて考える必要があります。

現在の状況をしっかり把握

そこで、一旦現状を把握します。今の悩みの原因は完全に高校入試に間に合うのか?という論点になると思われます。
そのためには、高校入試の制度は当然理解しておかなければいけません。
それを踏まえて考えます。
その結果、恐らく内申点があまり高くないことから、
ギャンブルで府立のギリギリを目指すのではなく、夏からの逆転という不明確なものをあてにせず、
現実的に、志望校を安全な学校に決めるという形になっていくことが多いです。
部活を頑張った、根性があるお子様へのそういう決断ですから、
不本意に思われる場合も多々あるかと考えられます。

府立高校の入試制度につきましては、別途詳しく解説しますので、
ここではザックリと説明します。

大阪府の府立高校の入試制度はかなりややこしいです。
まず、英数国に関しては、入試問題が三種類あります。(英語のリスニング、理社は統一)
A問題、B問題、C問題とあり、C問題が一番難しいです。

偏差値の高い高校がC問題を選ぶ形になりますが、
中には英語はC問題、数学はB問題という学校もあります。

次にややこしいのが内申点と本番のテストの割合です。
内申点とは、単純に中学の副教科も含めた9科目の
5段階評価の通知票の合計(最高9×5の45点を10倍して450点が満点。)
本番のテストが5科目×90点で450点。合計900点で争うのが府立高校の入試です。
これが基本型です。

そこから、ある高校は内申を0.6倍し、本番を1.4倍します。
内申270点、本番630点の合計900点に比重を変えます。

つまり、内申:本番3:7の割合に変更するのです。
同様に、4:6の学校、そのまま5:5の学校、6:4、3:7まで全部で5パターン。

さらに
大阪府は内申といえば3年の通知表だけが対象だったのに、
平成29年度に、2年生の通知票の成績が25%含まれるようになり、
平成30年度以降は1年生の通知表、2年生の通知表の成績が
それぞれ20%ずつ含まれるというように現在移行期間に入っています。

つまり、まずは、現在自分が内申点をどれだけ持っているか(今年の中3は中2の成績も含めて計算)
志望校が、どの教科でどの問題(AからC)を使うのか、内申と本番の割合は3:7か6:4か5:5か、それらをまず
把握しなければいけませんし、いくつか志望校があれば、すべて把握しなければいけません。

これは結構な作業になるわけですから、直前に行うと混乱してしまいます。
つまり、志望校をできるだけはやく絞り込んで行く必要があるのです。
さらに、まだ中三の二学期の内申が残っている。
とにかく、副教科も含めて定期テストを頑張り、提出物も完璧にして内申を上げる努力をしたら、
まだ、2年の25%を引いた75%の半分の3割以上は残っている状態。
うわー!もう考えることいっぱいありすぎ!!

高校入試のその先

ここで、もう一つ考えなければいけないのは、高卒で働くのか、大学に行くのか、

大学もどのレベルを目指すのか?そこまで考える必要があるのです。

例えば、大学まで行かせたい。
しかも関関同立くらいをとします。
部活頑張って内申が低い。
もちろん、中3の二学期の内申は残っているのは確かですが、それもあくまでも不確定。
だから府立を大幅に下げないといけないと担任の先生に言われた(本番での一発逆転は基本的にはあまり考えません
あまりに不明瞭な未来だからです)。

するとここで、逆転の発想になるのですが、私立の専願、しかも英数科と普通科が分かれている学校なら、あえて普通科。
そして、普通科で3年真面目にやって上位で楽々関関同立の推薦をもらう。

そういうものも重要な戦略なのです。

根性があるから、奇跡を起こすから・・・そういう曖昧なものから一旦離れてもらい、
私立専願も眼中に入れる。そういう考え方も必要になるのです。

私立は高いから府立・・・もちろんです。
弟もいる、妹もいる。もちろん考えなければいけません。

では、府立を下げて、浪人して予備校に行って結局関関同立。
浪人すると決め付けるわけではありませんが・・・

もしくは、私立は実力どおり、あるいは専願で少し上の学校にいき、
そこで頑張り、国公立大学を目指す。そういう道もあるわけです。

部活を頑張って、もう3年の夏になってしまって途方にくれている。
そういう時でも、この先どのような道をたどるか、たどりたいか、
一旦落ち着いて考えて行く必要があります。

先を見る(まとめ)

つまり、部活に打ち込んで勉強をしなかった過去は一旦受け入れて、
先を考え、「今」何をすべきか把握して進む。
ライジングの方針の真骨頂とも言えます。

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