子供たちに夢をあきらめない大切さを伝えたいby南谷真鈴

今朝(28.9.23)の日経新聞朝刊で衝撃を受けたのでシェアしたいです。
日本最年少で世界七大陸最高峰を制覇した南谷真鈴さんの記事がありました。
私は、そのニュースは知っていましたが、どうせ金持ちの娘なんだろう?ってスルーしていましたので、今日の記事を読むまではそれほど興味を持っていなかったのです。
でも・・・。

ちなみに、七大陸とその最高峰とは以下の通りです。

アジア大陸:エベレスト(ネパール・中華人民共和国)=中国名はチョモランマ、ネパール名はサガルマータ
ヨーロッパ大陸:エルブルス山(ロシア連邦)
北アメリカ大陸:デナリ(アメリカ合衆国)=マッキンリー山の呼び名のほうが有名です。
南アメリカ大陸:アコンカグア(アルゼンチン)
アフリカ大陸:キリマンジャロ(タンザニア)
オーストラリア大陸:コジオスコ(オーストラリア)
南極大陸:ヴィンソン・マシフ(南極半島付近)
ヨーロッパ大陸の最高峰はモンブラン(フランス・イタリア)という説もあります。
(ちなみに真鈴さんはヨーロッパ大陸最高峰の2つの説、エルブレス山、モンブラン山どちらにも登頂しています。)

【参考:地理の知識と連動】
中学地理の教科書では「六大陸」となっています。
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸です。
あと、地理の教科書ではまだデナリではなく、マッキンリー山と表示されています(2015年に変わったからまだ追いついていません)。
七大陸と六大陸の違いは・・・ユーラシア大陸を、アジア大陸とヨーロッパ大陸に分けているかいないかの違いですね。

では、本題。
私は以前から、エベレストを登頂するというか、入山するだけで300万円の入山料が必要で、装備その他を考えてさらに数百万プラス。
という知識だけ持っていました。
だから、登りたいと思っても凡人では行けないというか、超金持ちか何か?いったいどういう人が登るのか?よくわからなかったのです。
それが、金持ちの娘がなんかやったらしいって感じでニュース自体をスルーしてしまっていた理由です。

それが、今日記事を読んでみて・・・

南谷さんは、お父さんから「熱意は認めるけど、資金援助はしない」と言われます。

で、本人が取った行動は・・・
スポンサー探し。

自ら企業に電話やメールでアポを取り、資金援助を頼みに行ったそうなんです。

「小娘には無理なんじゃないの」って態度をとられたこともあったし、電話もひるんだしって。
でも、真剣に熱意を伝えるうちにサポート企業が1社、また1社と増えていったとのことです。

すごいですよね。
どんな営業活動、プレゼンテーションしていったのでしょう?
すごく知りたいです。
それ以上に熱意ですよね。
どんなレベルの熱意があったのか、それが知りたいです。

そして、エベレスト登頂時の写真には胸と肩にユニクロのあの正方形の赤いロゴ。
ユニクロまで口説いたんですね。
ユニクロのこのロゴ背負ってる人って、最近良く見ますけど、日本テニス界の歴史を変え続けている錦織圭さん、言わずと知れた、世界一のテニス選手ノバク、ジョコビッチさん(錦織VSジョコビッチは、ユニクロVSユニクロっていうユニクロにとってはもう、これしかないという完璧な対戦)。
あと、特に最近は車椅子テニスの国枝慎吾さん(フェデラーが認める日本最高のテニスプレーヤー)ですよね。
そんな面々と同じスポンサーですよ!

これは、彼女の言葉「熱意とやる気があれば、壁を打ち破れる。挫折するのは熱意が足りないから」との名言に続きます。

は~~。

塾を立ち上げると決めて、開校を11月に控えて、集客ができるのかできないのか、ポスティングできるかな?学校前でチラシ配れるかな?とか、生徒さん来てくれるかな?とか恐怖に感じている自分が本当に小さく小さく感じてしまいました。。。

話を戻します。
そして若干19歳で七大陸最高峰を日本最年少で制覇した彼女は、燃え尽き症候群になることもなく、さらに次は北極点、さらに世界をヨットでセーリングしながら「現地の子供たちに夢をあきらめない大切さを伝えたい」とまで・・・

さらに、「日本の若者は親の期待に応えなきゃ、とかどうでもいいことで悩んでいる。世界には爆弾が降る中で必死に生きる子供もいる。もっと目を世界に向けるべきでは、と私は感じる」と・・・

あなたは19歳にして世界で一体何を見てきたのですか?
そんな行動や発言を次から次にできる人が気になって仕方がありません。

応援します!
というか、涙が出ます。

私も大学時代や卒業後世界に飛び出し、死にかけもして色んなことを見ました。
でも、結局、今、まだ20年経ってもあなたの行動や言葉の足元にも及びません。

けど、すごく、頑張れる気がします。

会社やめて独立するというこのタイミングでこの記事に出会えたことをとてもラッキーと思います。