すららの超理想的な使い方から、そもそも勉強ってこういうものという事を教えてくれたのは小学3年生でした。

定期テストがあったので、最近は中学生ネタが非常に多かったのですが、小学生も頑張っています。

中でも、100人に一人?いや、1000人に一人もいるかな?ってくらい凄い子がいるのでちょっとだけご紹介します。

すららという教材を使っていますが、THEすららという感じで、これが理想なんだけど、普通そんな風には行かないよね、行くわけないよね、、、

行けてる!

というパターンです。

「先生、今日2時間やってるって出てるよ」

すららのAIサポーター、ニャンロイド先生がそう言ってます。

「ほんまやー、先生は気づいてるかにゃあ、やって、気づいてなかったわ、すいません。」

そして、
「先生、算数のステージ6が終わったよ」
「え?マジか?すげー!次、割合か、、、まぁ、そのまま行っとこうか」
「うん」

春休みから来ている小学3年生です。
ちょうど3ヶ月くらいですね。
3年生が高学年版の算数をバンバン進めてる時点で実は凄いことなんですが、もはやそんな所はわすれてしまうくらい凄い。

とにかく最初から全部クリアしたいというゲーム感覚でやってます。
小数も、分数も、初めての所から小6の所まで一気に終わらせています。

どれだけやってるかというと、ほぼ毎日。

2ヶ月弱で60時間ですから、平均ほぼ1時間。
このランキングは2ヶ月ごとに切り替わります。

地域の勉強時間ランキングで4位。
周りは多分、中学生でしょうから、小3がここにいるだけでほんとに凄いことなんですけど、もちろん悲壮感的なものは一切ありません。
ただただ楽しんでいます、勉強を。

今日はトータルの時間も100時間も超えました。
クリアユニット数が300。
1時間で3ユニットくらいのまっとうなスピード。

毎日機嫌よくやってくれています。
というか、異次元すぎてどこか遠くに見る感じですらあります。

グラフを見るとこんな感じ。

グリグリグリグリ右肩上がりですね。
最初から順にやっていくだけだから、目標設定とかもしたところで速攻クリアしてしまうために不要で、先月は少し設定したけど、不要だと気づき、今月の目標ユニット数は0(笑)

しばらくして、のぞくと、割合の最初の単元、普通にクリアして花まるを自分でつけていました。

こういうのが楽しんで続けるコツなのかも知れませんね。

おとといの記事に少し書いた、勉強に対する否定感みたいなものは、彼にはまったくないんです。
勉強というものに対してネガティブなイメージが1ミリもない。
だから、本当に楽しくどんどん進んで行く。

これが本来の勉強の姿なんです。
成長が目に見える、だから楽しい。
これはロールプレイングゲームでレベルが上がって行ってる状態と同じ感覚かも知れません。

だから、人と比較して卑屈になったり、ネガティブになったりさえしなければ、みんなこうなります。

勉強に対するネガティブ感情が生まれる前にこの状態に入ってしまった。
つまり、とにかく学校でも家でも、勉強(点数)で人を評価するなんてことをやめてしまえばみんなこうなる。
と、私は信じています。

勉強というものに対する考え方自体に大きな革命が必要かも知れませんね。

とは言え、塾をやってる限りは生徒の成績にコミットしなければいけないわけです。
矛盾ではありますが、クリアしていきたい大きなテーマです。

では今日はこの辺で。