自信をつけさせる事こそ仕事の9割

定期テスト対策もいよいよ大詰め、あとは今日初日、あさってが最終日の三国中学校、淡路中学校のみです。

今回は以前にも書きましたが、私自身も全力の全力を尽くしていますので、ヘロヘロです。
その対策も明日で終了。

明日から宮原中の期末テスト。まだ燃え尽きたらあきませんが、今回は本気を出しすぎましたので、燃え尽きかけてます、、、

あさって金曜日から7月8日に迫った交流亭マルシェのチラシまきスタートです。
土日をはさんで来週もまたチラシまき。
今週はなんと5週目なので、プログラミングもロボット教室もありません。
なので、この土日は少しリラックスして迎えられそうです。

前置きが長くなりました。

今回ヘロヘロになるまでやった定期テスト対策ですが、もちろん生徒もヘロヘロです。
さぁ、次もまた次もそうなって行くのか?

それが、ならないんです。(最近断言が多い気がします、、、)

なぜだと思われますか?

今回私は全員の全科目を丸つけして、抜けを徹底的に排除して行きました。
そして、結果はもちろんいいんです。
まだ帰ってきてませんが(笑)

全科目、自己ベスト更新。
そんな生徒も今回出るはずです。

めちゃくちゃ頑張ったから当然なんです。

そこで、芽生えるのが自信です。

大丈夫やろ?いけるやろ?って何度言ってもうんとなかなか言えない生徒が多いんです。

でもさすがに今回は明確な結果が出ます。
だから生まれる自信。

自信を持って勉強すればさらに加速して伸びます。
そして、自立してくれます。

そうなんです。
なぜ次はそんなにヘロヘロになるまでしなくても大丈夫になると断言できるか、それは自信をつけて自立してくれる生徒がポツポツと出てくるからなんです。

自分で丸つけしてもらうことも可能になって来ます。

とにかく私のしている仕事というのは、勉強を教える事はもちろんですが、
それ以上に大きなのは、自信をつけてもらう事の手助けをする。
そういうことなんです。
9割がそこかも知れません。

勉強に対しては自信がないどころか、卑屈なくらい否定感が強い生徒が多すぎます。
できる・得意という気持ちでやるのと、できない・苦手という気持ちでやるのとでは結果に大きな差がでます。
当然ですよね。

自信には2種類あって、一つは根拠のある自信。もう一つは根拠のない自信。
本当は根拠のない自信を育てる方がいいのはたしかなんです。

根拠のない自信というのは、なんかよくわからんけど、俺ならできるっていうやつです(笑)
これは強いんです。折れないんです。

根拠のない自信の育て方は簡単です。
信頼する事、そして信頼されていることを本人も自覚している事。
それだけです。そんな簡単な事がなぜできていないか。
それは勉強が邪魔をしてるんです。
勉強をしないとか、成績が良くないとかいう理由で、子供を信頼していないのです。
そして、信頼されていないことが伝わってしまっているんです。

勉強などに関しては、根拠のある自信になってきますので、やはり根拠がいるんです。
その根拠というのが成功体験です。
そしてこちらは折れやすい、、、
なぜかと言うと、根拠が必要な自信ですから、さらに上がいるとあっさりと折れてしまったり。
また、比較の対象が他人だったりして卑屈になりやすいです。
また、成績の善し悪しで浮き沈みがあったり。

そうじゃなくて、人と比較するんじゃなくて、過去の自分を比較の対象にすれば、この根拠の必要な自信もわりと折れない強いものになってきます。
昨日より今日、さっきより今、ほら、できるようになってる。
そこの所を伝え続けて、なんとか自信をつけてもらう。

「俺は(私は)普通に努力して、確実に進歩している。」

こういう考え方ができるようになってくると、やがて点数一つで一喜一憂したり、否定的になったりしなくても良くなって来ます。
そして、それが根拠のない自信へとつながって行けばしめたものです。

そのために、その域に達するまで、ヘロヘロになるまで背中を押し続けるんです。
エンジンはかかるまでが大変ですが、かかってしまえばあとはかなり楽ですから。

今回得意げにテストの問題を持ってきてくれて、「できたやろ?」「うん、できた」「ほら」って会話が多かったので、今日はこんなちょっと熱めの内容にしてみました。

それでは今日はこの辺で。