プログラミング教室のできごとからの、大人から子供への願いという壮大な話。

今日のプログラミング教室で、こんなことがありました。

小学校5年生。
プログラミング教室にはちょうど1年ほど通ってくれています。
友達と二人で、同じペースでやってます。

二人共かなりできます。
そして、どこかでつまったりしたら、ここはそうじゃないか?ああじゃないか?と相談しながら問題をクリアしていきます。

これこそまさに「アクティブラーニング」そのものだな、といつも二人の背中を見て思っています。

やばいわぁ、難しい、とか言いながらも、ヒントいる?って言ったら、絶対嫌と、断固拒否をし続けてきた二人。
ただ、ついに今日は、二人で考えても難しかったので、ちょっとだけヒントちょうだいと、言ってきました。

(ついに言ってきたか、と私がニヤリとした事はきっとバレていないはず)

ほんじゃ、ちょっとだけなぁ、みたいな感じでヒントを。

ヒント出すのとか、説明するのとかって、相手のレベルに合わせてしないといけないので、結構頭使います。

彼らには、超ザツな説明で足りるというか、丁寧な説明をしたら拒否されるのがわかっているので、ほんとに超ザツな説明をさらっとしました。

ザツというより暗号ですね、これは(笑)
字の汚さは意図したものではありません、、、

「オッケー、もういい、わかった、もう言わんといて、そのくらいにして!」

その後3分ほどして、「先生、できた!」

1を聞いて10を知るとはまさにこういうことです。
そこまでに散々考え尽くしているからこそ、ちょっと引っかかっている部分をちょっとだけ崩してみたらスーっと流れる。
実はそこまでの苦闘というか、ヒントをもらうかもらわないかという葛藤ですね、そういうのが90分ありました。

ヒントをもらうまで90分頑張る。
ヒントをもらったら3分で解決。
その90分の頑張りがなければ、同じヒントを聞いて3分で解決できるはずがありません。

そんなに早く解決してくれると、教えた側も正直快感ではあります。

それだけで良くわかってくれたと。

ただ、決して教えるのがうまいわけでなく、受ける側のレベルが高いだけなんですけどね(笑)
前に、「教わる力」についてちょっとだけ書いたことがあります。

教える力がどれだけあったとしても、教えられる側が教わる力を持っていなければまったく意味がありません。


彼らは完全にその、「教わる力」というものを持っていると思います。
これはすべての分野に生かせる力だと思うので大切にして欲しいです。
彼らは、プログラミングの事を、ただ楽しい部分だけではなく、苦しい部分もひっくるめて、好きなんだなと、改めて感じて嬉しくなりました。

このプログラミングということに携わってきて1年半ほどになりますが、これほど日々驚かさせることはないなと思います。

私はプログラミング素人からのスタートですので、プログラミング教育ということについて、ちゃんと語れる立場にはありません。

ただ、一つ言えるのは、「これは素晴らしい」です(笑)

AIの進歩に驚くという話は巷で良く耳にしますが、なんのなんの、子供の進歩の方がよっぽど驚きでしょ?って思うほど驚くことが多いです。

こんなにすごいスピードで成長する子供たちを目の当たりにできることってそうそうないんじゃないかと思います。

うちに来てくれている生徒で、私を完全に抜いてしまっていて、もう、何してるかわからないレベルという生徒が3人ほどいます。
もう、抜かれてるかも、ギリギリかもという生徒もあと2人くらいいます。

小学3年生から6年生です。

とは言え、生徒は辞めた生徒も含めて、マイクラッチも含めて全部で40人。
で、その40人ほどの中で3人から4人が、とんでもなくできるんです。
なんというか、私から見たら、未来に住む人感覚です(笑)

これはある意味すごいことだと思うのです。

約10人に1人です。
10人に1人も、大人(とは言え素人に毛が生えた程度ですが一応日々研鑽はしてます)が一瞬でぶち抜かれてしまうような逸材達がいるということです。

語弊を恐れずにいうと、ゴロゴロいるわけです。

これが、4000人いたら400人いるのかと聞かれたら、実際そこまでの生徒に関わっていないので、たまたまうちが多かっただけって事になるのかも知れませんが、割合としてはきっとそのくらいの割合に落ち着くのではないかな?と思うのです。

なぜなら、ほとんどの生徒が、自ら前のめりで大好きで取り組んでいるからです。
その姿勢でいたとしても、例えばスポーツなんかであれば、絶対的な体力差があるので、子供は大人に勝てません。

でも、皆さんご経験があるかと思いますが、ポケモンの名前をよーいドンで覚えるってなったら、ほぼ勝てませんよね。

プログラミングとは、それに近い部分があるのだと思います。
もちろん、教室に通ってる時点で、まったく興味のないことではないので、学校などで、仮に必修化どころか、義務化になって、全員がやったとしたら、勉強嫌いと同様で、プログラミング嫌いも出るでしょうから、結果的に1%、2%のレベルに落ち着くのかも知れませんが。

子供の頃にスタートされたら、もう大人はかないません。
例えば大学を卒業してから仕事でプログラミングをするようになったとか、そんなレベルで子供のころからやってる人たちにかなうわけがありません。
超フライングです、反則です(笑)

今の大人が想像もできない世界が待っていても、彼らは上手にクリアしていってくれると信じています。

なので、「どんどん追い越して行ってくれ!」って気持ちがあります。

話がいきなり転じてしまいますが、、、
親(大人)が子供に願う事はなんでしょうか?

「幸せになって欲しい」ですよね。

その中に込められた本当の願いは、、、
「自分がいなくても立派に幸せに生きていって欲しい」だと思います。

自分もいてって言うのが一番いいのは当然ですが、仮にいなくても立派に、幸せに、そう願うのが普通に考えて30年ほど先に死ぬ大人が子供に考える事です。

プログラミングでバンバン自分を追い抜いて行ってくれるのを見て、そんな事を考えます。
(ちょっと大げさすぎですかね(笑))
あとは、コミュニケーション能力と、倫理観、そういうものを身につけてくれたら、どんな時代になろうとも、どこの国に行っても生きていけるよ、みんな、って思います。

もちろん、10%もの生徒に追い抜かれるのが快感だと思えるのはプログラミングやロボットだけですよ。

勉強の方ではまだ、小中学生に追い抜かれるわけには行きません(笑)
とは言え、1%くらいの中学生には負けるんでしょうけどね、きっと。

10%に抜かれてたらさすがにこの仕事はできませんけどです、、、

それでは今日はこの辺で。

P.S.
今日は相変わらず独り言ではあるにせよ、いい記事が書けた気がします。

ちなみに昨日ほんとに9時代で寝落ちてしまい起きたら1時台で、台風過ぎてました、、、
台風どうでしたか?