「関ヶ原」レビュー&学習塾の話少し

ちょっと前に東宝映画の関ヶ原見てきました。
なんと朝8時の回です(笑)

8月26日公開の映画を早速29日に見ているわけですから、そこそこどころかかなりの期待度。というか、これは見ないといけないでしょ?というレベルでした。

私の率直な感想としては、そもそも結構歴史のことを知ってないと辛い映画、、、と思います。
展開がとてつもなく早いです。
あとは、登場人物も知ってないと辛いです。
三成と左近の問答も、秀次、淀どの、秀頼の関係知ってないと無理ですし、そもそも織田信長から浅井長政、お市の方等々の人間関係も知ってないと無理。

関ヶ原の合戦前の細川ガラシャの最後も会話の中で出てくるだけで、それも知らないとなんのことだかとなります。

家康の権謀術数ぶりがものすごくうまく描写されていますが、それも人物間の関係を知っていなければ理解できません。
誰が得をして誰が損をするのか、それを見極めて先回りして根回ししていくもの凄さ、役所広司のすごい演技もそれを知ってこそ。
あとは今伏見にいるのか大坂にいるのか、そういうのもわかってないとしんどいです。

ちょこっとだけ出てきた松山ケンイチ演ずる直江兼続、あれは格好良すぎでした。
ズルい(笑)
けど、あの時の三成と兼続の会話も濃すぎてしかも早口でわからんです。

ただ、、、去年の大河ドラマ「真田丸」を見ておられた方なら、すんなりと入って行けます。
セリフでしか出てこない人物も出てきてましたので。

というか、「真田丸」で秒速で終わった関ヶ原の戦いをあらためて詳しくみたいな感じもしました。
逆に「関ヶ原」を詳しく(笑)ダウンロードでは、秀忠3万5千の隊が上田で真田に足止めを食らっているとか真田昌幸どのが、、、とかいう会話のみでみたいなくらいで。
2つ合わせていい感じみたいな?
もちろんその会話で出た2人の人物、私の頭の中で変換された顔は星野源と草刈正雄でしたが(笑)

今回、大河ドラマと絡めてレビューするというわけのわからない話なので、スルーしてくださっても全然オッケーです(笑)

趣味の投稿ですので。

それにしても大河ドラマってやっぱりすごいなと。
期間が長いのと、あとはもちろん時間も長いので比較にはならないのですが、
去年の真田丸の時のロスに次ぐロスがなかったです。
秀次ロス。
秀吉ロス。
昌幸ロス。
治部殿(石田三成)&形部殿(大谷吉継)同時ロス。
もちろん最後の源二郎ロス、、、
きりちゃんロス、、、

真田丸(あ、あと逃げ恥)が終わってから私はテレビが不要になりました(笑)

映画ではそこまで感情移入できないというか、間に合わないです。
この映画では島左近がとてつもなくカッコよかったですが、
最後もむしろカッコよすぎて、ロスを感じる暇がなかったです。
映画ではやっぱり大河級の話を全部乗っけるのは無理があるのかもしれませんね。
ほんとに6時間のみにスポットを当てて、あとは回想みたいな、、、
ナレーションが大切だということもやっぱり大河で実感してます。

とは言え、
最後のシーンに行く前から私はもうグズグズ言ってて、
終わってからも相当グズグズでした。

大敗を喫しても恥をさらして逃げてもまだ生きようとする三成さんの行き方そのものに感じるものへの涙だったので、三成ロスではないですが、それでもグズグズに泣いてました。

というわけで、私にとってはいい映画でした。

なんじゃ?このレビュー(笑)

ロスの有無を評価に入れたらダメです、映画の評価じゃない。

私にとってはまた見に行きたいくらい良かったです。
ただ、やっぱり映画なので、今回負けた三成の美化を引き立たせるためかどうか、
福島正則とか、加藤清正とかをさすがに無能っぽくしすぎじゃないの??という気はしました。

予習復習のいる映画ですが、何度も見る価値のある映画だとも思います。
そもそも歴史モノって結果知ってるわけですからね。

ストーリーにあっと驚かされるような映画ではそもそもないと。

私は好きでした、この映画。

なんであえて「私は」なんて言ってるかと言えば、これは賛否両論ある映画かなぁ、、、って気持ちもちょっとあるからです。

まぁ、映画は何でもそうでしょうけど。

まとめ:①「真田丸」を見てから「関ヶ原」を見に行こう!!!

    ②レビューって難しい!!!

おまけ:関ヶ原見た3日後に京阪電車乗って、岡田くんのひらパー兄さんっぷり!あれは厳しいです!!!
伏見から大阪への道中枚方でご乱心の三成公、、、

さらに:
学習塾をやっているから歴史の事も知っているという感じなのではありません。
私は基本、理科系の教科をずっと教えていましたので、学生時代以来歴史の勉強はしていません。
今、全科目一人で見るようになって勉強を始めましたが、すんなりと教科書が読めます。
理由はひとつです。
歴史モノの小説やドラマが好き。
幕末モノと戦国モノはよだれが出るくらい好き。

だから、勉強する前に頭が耕されていると言うのでしょうか?そういう感じです。
歴史の教科書読むのに壁がないんです。
とは言え、、、子供達にとって、テストがあって、点数を取らなきゃいけないと思う勉強と、今私がする勉強では意味がまったく違いますので、子供にそのまま当てはめることは酷ではあります。
社会の勉強法で、個別指導塾ライジングでは地理についても歴史についても漫画でまずする(脳みそ耕す=壁を取り払う、ハードルを下げる)を推奨していますが、それが絶対なのかどうかというのはわかりません。

ただ、私は少しでも楽しく感じる、少しでもハードルが下がる。
という事をして、とにかく何でもいいから勉強をやってもらうための工夫というのを常に考えています。

個別指導塾ライジングは勉強を教える場所というより、自ら勉強をしてもらう場所にして行きたいと考えています。
試行錯誤中ですが、どうぞお付き合いください。

人によってそれぞれ違うベストを常に探し求めています!

大阪市淀川区東三国で他とは違いすぎる学習塾をやっている塾長のブログ、かなり時々思い出したら更新します。

長文お読みくださりありがとうございます。