こんな勉強はダメだシリーズ←完結
こんな大学生はダメだシリーズ←凍結
インドでリベンジシリーズ←今ここ
『インドでリベンジ編』開始「十三暮らし」(とマルシェの話)
「阪神大震災」
こんな就職活動はダメだ
初日から火葬場で焼かれそうになり泣く
勉強は義務じゃない、権利
聖地
カレーカレーカレー
国民性の違い?
壮絶
運命の出会い
帰国
浪人どころか仙人というレベルで、勉強ではなく修行?からの久々に続きです。
自治医大に合格して医者になると意気込んでインドから日本に帰ってきましたので、モチベーションはマックスです。
とは言え、合格!合格!合格!みたいな気合を入れてやるんではなく、淡々と日々を過ごします。
床人敷掛の時ほど極端な事はしてません。何せあっちは短期決戦、今回は2年の長期決戦ですから。
因数分解もできない所から2年でセンター試験満点取るくらいの所まで数学を持っていきたいわけです。
しかも予備校にも行かず、独学です。
市販の参考書、問題集を使いました。
数学は○○が面白いほどわかるシリーズ(細野真宏さんのシリーズもの)を使って高校数学をゼロから始めました。
とは言え、中学数学もかなり怪しかったので、高校入試向けの問題集をまずは徹底的にやりました。
これは図書館でやるのはさすがに恥ずかしいので家でやりました(笑)
生物も化学も市販ものでした。
とは言え結局は教科書が一番役立ちました。
教科書ほぼ丸暗記です。
とにかく起きている時間は全部勉強。
まったく苦にならないどころか、むしろすごい喜びを感じながらやっていましたね。
あんなにダメだった数学が、実はこんなことだったのか、って感動と、日々グングン成長をしている自分を感じるという、学問(と言えるかどうかはわかりませんが)本来の喜びを感じていた充実した日々だったと思います。
英語は過去問を解いてみて、すでに満点が取れたので、ほとんどしませんでした。
インドにいたとき英字新聞を英英辞典引きながら毎日読んでたパワーは半端ではなかったようで、英語に時間を割かなくてすんだのは幸いでした。
問題の難易度としてはセンター試験と同程度みたいな感じでしたので、満点勝負になることは覚悟していました。
2次試験は、面接と小論文だけでしたので、数学、生物、化学のみに集中できました。
1回目の試験は当然間に合わず、ボロボロ。
2回目の試験で、1次試験を通って、2次試験を受けに栃木まで行くことになりました。
県ごとの発表は県庁に掲示されますので、県の職員だった父から1次通過の知らせを受けました。
我ながら、うひょー、マジかよと思いました(笑)
その年はたしか奈良県では40人くらい受験して、2次に行く5人の中に残りました。
最終的に2人しか合格はしません。
親父が喜んでくれたのが嬉しかったです。
1次にすら受かるわけがないと思っていたようです。
人生で唯一の親孝行だったかもですね。
次回予告
「あれ?何これ?この感覚。」
ps
勉強って、多分実はみんなそんなに嫌いなわけではなくて、自分を成長させてくれるものだから、ゲームやスポーツと何ら変わらず、実は結構好きな部類の物のはず。
だけど、勉強がだいたいみんな嫌いなのは、無理やりさせられている感があるからなんです。
勉強なんて大人になって使わない。
ゲームも使わないし、プロになるわけでもなければ部活も使わない。
なのに勉強だけそんな扱い(笑)
他にやりたいことがあるならとことんやってみろ、勉強なんて必要な時が来たらとことんやればいい。
その代わり、とことんやりたい事が見つからないんならとりあえず勉強でもやっておけば?
くらいのスタンスで接する方がいいような気がします。
私の「こんな勉強はダメだ」シリーズから一貫していることは、やりたいことはとことんやってきて、勉強はまったくせず。でも必要な時は変人のように勉強をした、そういうパターンの繰り返しでした。
もう一生でこの時ほど勉強することはありませんが、今も毎日何らかの勉強はしています。
そして、毎日何らかの成長をしています。
そういうことをうまく伝えられたらなぁ、と未だに思う、道半ばです。
なんか無理やり「こんな勉強はダメだ!」から、「こんな勉強もアリだ!」みたいな感じに持っていった感がありますが、、、