浪人どころか仙人というレベルで、勉強ではなく修行?

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インドから、医者になるって帰ってきたところからです、いきなりですが、、、

医者目指すとかわけのわからないことを言って日本に帰ってきましたバカ息子ですが、それまでに散々わけのわからないことをしてきたのでさほど驚かれることもなくという感じでした。

予備校には行かないで、家と県立図書館で勉強するという事も宣言。
受ける大学は学費がいらない大学だけだから心配はいらない、タダで医者になるからという事も宣言。

まぁ、親としてはインドに行っていつ帰ってくるかもわからないよりはまだましか、くらいの感じだったのではないでしょうか?

過去に勉強に関してはまったくしない時と滅茶苦茶する時の差が激しかったですが、今回に関しては滅茶苦茶するときだけの状態で2年ほど過ごすことになります。
残念なのは大学を卒業してしまってからそうなったというところですね(笑)

これが高校の時であったなら、、、
まぁ、有り得ないのですが(笑)

さて、医者になるために勉強すると言っても、とにもかくにも自治医大に合格しなければいけないわけで、過去問を見て傾向を知り、徹底的にその対策をすることになります。
1次試験の科目は英語、数学、理科2科目選択(化学と生物を選択しました。物理は100点取れる、生物は100点は、とれない、そこで生物とって今があります。
2次試験は面接と小論文。
何点以上で合格というものではなく、都道府県で毎年2人ずつ合格という恐ろしき狭き門です。
私は奈良県でしたので、東大寺学園奈良学園、西大和学園(まだ、それほどでもなかった、、、とか言ったら今は殺される(笑))とかもおるわけです。
そういうのもぶち抜いて行かないと受からない。
なんとも恐ろしい話です。

なんかもっともらしいことを書いてますが、実際は、、、
数学やってて、何語?これ?
英語の問題が一番わかるんやけど。
という状態。

そりゃ、そうですよね。
私は文系。
高3で数学のテスト4点とか取ってます。もちろん分母は100のテストです。
しかも高校卒業してから数学というものに一切触れていません。

もちろん理科も初めてに等しい。
対策がどうのこうのと言う以前に基本の基から初めていかなければいけないのです。

数学は、因数分解?何それ?というところからのスタートでした。

毎日朝から夕方までは県立図書館で勉強。
もちろん家でも勉強。
娯楽一切なし。テレビなんて見ない。
スマホなんてないし、携帯電話も持ってない。
そんな時代。
散髪とかもほぼ行かない。
外出するのは図書館のみ。
起きてる時間はすべて勉強。

完全独学で医大に行こうとするんですから、それくらい当たり前です。
なおかつ、1年では無理なの明確と思い、2年計画で進めます。

図書館でもおそらく異様な雰囲気のおっさんがおるという噂が立つくらいだったかも知れません。
夏休みなんかは朝から並ばないと入れないという人気の図書館でしたので、いつも一番に並んでましたし、「高校生うるさいわ」みたいにムスっとしてましたし。
というか、今から思うと、自分は夏休みに図書館行って勉強するような高校生では一ミリたりともなかったので、うるさかろうが何だろうが、確実に自分より意識高いわ!って感じですが(笑)

そういう生活を送ります。

次回予告「人生最強の勉強」

つづく