はじめに
「家でまったく勉強しないので成績が下がる一方です。」
「勉強しろと言ったら、そんなん言うから余計やる気がなくなると逆ギレ・・・」
笑い事ではありませんよね。
もしかしたら親御さんも一度や二度「 男子 中学生 勉強」等のワードを入力してYAHOOで検索をされた事も
あるかも知れません。
そこで分かることは、時代も場所も関係なく、同じ風景がどこのご家庭でも起こっているということです。
藁をもすがる気持ちでYAHOO知恵袋・・・
意見は100人いたら100通り。
だから、なんかスッキリしない。
中学生の男子に限定することなく、同じような事は古今東西、もちろんどのご家庭にも起こっています。
人の成長に必要な、正常な姿でもありますので。
「どうしたらいいんでしょう?」
明確な答えなどありません。
永遠のテーマです。
やりたくないことはやらない
こういう問題はあくまでも個人の意見のレベルを越える事はありません。
でもあえて私の考えを述べさせて頂きます。
人により少々早い、遅いの誤差はあれど、この時期のお子様は「やりたくないことは、やりません」
でも、心のどこかに、罪悪感も持っている。だから、そこを突かれると逆ギレして防衛してしまう。
・言ったら怒るから言わないでイライラばかりつのり、その空気がやっぱりお子様に伝わってしまう
・喧嘩しても何しても無理やりでもやらせる
・「ほんじゃ、やるな!」と塾もやめさせ、教科書なんかも全部捨ててしまい、「大人は仕事、子どもは勉強が仕事、働かざるもの食うべからず、飯も食うな!」
そんな究極の三択ではありませんが・・・3つ目はさすがに私も過去にそんな事をした親御さんは知りませんし、できればいて欲しくないです。
大人になってから本を読むことや勉強の大切さを知り、勉強を始める人は少なくありません。
「もし、タイムマシンがあれば、昔に戻ってもっと勉強してた」。
そんな言葉、一度は口にした人も多いはず。私もそうです。
でも、しないですよ、断言します(笑)
ではどうすればいいの?
では、本題です。
今、自分の子どもにどうすればいいのか。
勉強を「したくない事」から「まぁ、しゃあないな」くらいの存在に格上げさせ、さらに「ちょっと気になる」「結構おもろい」「俺、賢くなったかも知らん」・・・といった、道筋を大人がつける事が必要だと考えます。
「東大生の半分は子供の頃からダイニングルームで勉強をしていた」という説があります。
私が調べたわけではありませんので、真偽のほどはわかりません。
「東大生というか、東大生に限らずダイニングで勉強してる子どもは半分くらいいる」という説も。
見守り感、背中を見ろ感がいいという説です。
(もちろん、照明が勉強にふさわしくないとか、ダイニングを散らかされるとお母さんがイライラしてしまうのが伝わるので良くないという説とか、これも賛否両論ではあります)
大人が横でなんか勉強してる、本読んだりしてる。
そういう姿を見せるのも子どもにとっては、「なんか気になる」という方向に向けさせる一つの方法です。
そして何より私が必要と感じるのは「見守る」「信じて待つ」という姿勢ではないかと考えています。
とは言え、我々塾の講師にできることは、背中を見せることでも待つことでも有り得ません。
お金頂いて、待ってどうすんねんって話です。
塾ではやらせます。無理矢理にでも。ハッパかけたり、おだてたり、怒ったり、色んな手を使わなければいけません。
まず、的確につまづき部分を発見し、最初は本人のレベルには低すぎるすぎるかも知れないくらいの課題でどんどんクリアして行ってもらいます。
塾に来た時に、お子様に「結構できるやん」という達成感を積み重ねていただき、本人の意志で「やってもいいかな」という気持ちに持っていく事です。
→的確に現状を把握した完全個別指導の前提の上、スモールステップによるやる気の育成。
もちろん、簡単すぎると飽きてつまらなくなります。成長と共にどんどんハードルは上げて行きます。
そして、それを随時、親御さんにお伝えします。「見守る」「信じて待つ」という「しんどい状況」を支えさせていただきたいと考えています。
→保護者メールによる安心感
また、今、自分の将来を楽しく想像してもらい、そのためには、これは必要な事なんだという認識も持っていただけるようにしています。
→魔法のシートによる目的の明確化と達成の喜びの育成
これら3点をブレずに続けていくのがライジングの仕事と考えています。
ですので、「ご安心ください」
そして家でも勉強をするようになる
そして、あんなに嫌いで面倒くさかった勉強をご家庭でもされるようになっていきます。
明確な根拠は・・・あるとは言えません。
ただ一つ言えるのは・・・勉強を阻害しているものが何か。
ゲームであったり、漫画であったり
それらはやることがないから「暇つぶし」なんです。
なんとなく勝手に手が伸びているだけなのです。
それに勝るものがあれば、そして、それが勉強であれば、やるに決まっているのです。
漫画を読むのは一度目は暇つぶしではありません。
次が楽しみというワクワク感。
でも、二度目、三度目は、やっぱり暇つぶしなんです。
漫画やゲームを超えるもの
自分で目標を立ててそれを一つずつ達成していく、それをお子様に与えると、
毎日漫画のページをめくるワクワク感。何せ、成長するのはワンピースのルフイでもなく、キングダムの信でもなく、自分ですから。
漫画を読んでいて何がワクワクするかって、主人公の成長や成功に自分を重ねることができるからに他なりません。
ゲームして楽しいのはどんどんレベルアップしていくキャラクターに自分を重ねる、冒険がどんどん進んで行くことをまさに自分が冒険しているように錯覚しているからに他なりません。
そうじゃなく、本物の自分が成長、冒険しているワクワク感、喜びを与えることができたら、漫画やゲームなんてほっぽり出してしまいます。
そして、そのワクワク感が一生続くんです。
それを子どもたちは、”自分の人生”で「これから」やっていくことができる。
漫画やゲームより、自分の人生の方が楽しい。可能性があふれてる。そう思って欲しい。
それを毎日伝えて行きたい、そう考えています。
まぁ、思春期の子どもにとって一番うっとおしいタイプの大人ではありますが(笑)
最後はなんだか、「家で勉強しない」という悩みから、かなり脱線してしまいましたが、
大人は子どもにこんな事を伝えるべきだ!!と、ちょっと恥ずかしいので、小さな声で叫んでいます。
だけどそんなライジングがすこし気になる→個別相談会と2週間無料体験学習へどうぞ