人が何かをする原動力になるものって意外と単純なものが多い気がします。
ほんとに、ラジオ体操なんかがいい例なのですが、ただスタンプを押してもらえることだけで(スタンプを集めたらプレゼントをもらえるとかなら、なおさらです)人は頑張ってしまうものなのではないでしょうか?
これが、何もなくて、ただ、「ラジオ体操はめっちゃ体にいいねん。絶対にやっておいたほうがいい。頑張ろうぜ!」って言われるだけで早起きして頑張ろうって思う子どもっているでしょうか?
物で釣ると言えば言葉は悪いですが、これほど人間の心理を的確についた「戦略」はないと思います。
大人は子供に勉強をさせたい。
その理由は、「勉強は、お前のためにめっちゃなるねん。将来、絶対にそれがわかる」です。
でも、そうどれだけ言ったってなかなか伝わることは難しいと思います。
勉強を自分からやっている子どももたくさんいます。
では、この子どもたちが全員、将来の事を本当に分かって勉強しているのかと言えば、むしろそうではない子どもの方が多いでしょう。
ではなぜ勉強を自分でできているのか?
いま、勉強をすることで得られることに喜びを感じているからです。
毎日毎日自分の成長が目に見えれば、スタンプ以上に楽しいですよね。
ただ、なかなかそれは難しいです。
人間は竹のように毎日グングン育つわけではありません。
では、ラジオ体操のスタンプのように毎日増えて行くものがあれば・・・それは楽しいですよね。
確実に、「参加するだけで(勉強するだけで)」積み重ねられていくのは「時間」ですよね。
だとすれば、こんな風に頑張った時間で評価をされるというのも一つの原動力になってくると思います。
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いろんな方法で、とにかくまず「やらせる」そして、最後は自分から勝手にするようになってる。
そういう形をライジングでは理想としています。