一番嬉しいこと。

この仕事をやっていて嬉しいことって何?と言えば、生徒が成績を上げてくれることはもちろんのこと、さらに、それによって自信を持って顔が変わること。それが一番です。

自信の有無ってわかるの?と言われると、はっきりわかると答えることができます。
顔つきが変わるんです。

問題の説明をしたり、テストの講評をしたりしているときの目に力が入っています。
その変化はとてもわかりやすいです。

正直、この仕事を真剣にやり始めたのも子供の目の変化を見て嬉しくてたまらなかったからです。
塾の講師を始めた1年目の本当に最初の頃です。
今でもそれは変わりません。

で、今日の話ですが、3年生の実力テストが帰って来ました。
11月の実力テスト。
一番大事なテストです。

実力テストは基本、平均点との比較で評価が決まります。
9月、10月、11月と、着実に平均点との差が向上していました。
ここ一番大事というところで、きっちり今までの最高を出してくる。
もちろん、他の三年生も勉強している時期だから、普通にやってると変わらないはず。

そこを上げてくる。
すごいよなぁ。これで気持ちよく懇談に向かえるなぁ、と話をしても、
もともと本人はあまり顔に出さないタイプなのですが、わかります。
目が違う。

右肩上がりになるのは当然というくらい毎日しっかり勉強をしています。
そして、とても素直に私がこうしようという事をやってくれます。

なので、これで伸びなければ全部先生の責任とまで言ってますので、安心して力を発揮してくれるのだと思います。

最近の傾向としては、与えられたことをこなすだけの人間を育てるのはダメだという風潮です。
ただ、守破離という言葉があるように、何をするにもとにかく最初一番大切なのはマネのはずです。
そこには素直さという大切な性格が必要になります。

素直な生徒は本当に伸びてくれます。
我流の生徒は伸びません。(ごく一部、我流でもすごい層もいますが、それは別の話しとします)

プロのスポーツ選手だって、最初はマネからスタートです。
徹底的にマネをして、それが完璧になってから自分の色をつけていき、完全に自分だけのスタイルを作っていくわけです。

ビジネスだって同じ。
素直にまずはマネをするかどうか。

なんだか話がまとまりませんが、今日はただ嬉しかったということだけ伝えたかったブログです。

入試本番までまだ気を抜く暇がありませんが、きっと思い通りに第一志望に合格してくれます。

生徒の嬉しそうな顔を見ることができるというのは一番の幸せです。
本当にいい仕事を選んだなと嬉しく思います。

それでは今日はこの辺で。