今日は朝からのプログラミング教室で生徒のスゴさに唸らされたのでまた、書きます。
朝から体験もあり、勉強に来る塾生もいたり、大賑わいでした。
午後のクラスが終わってから少しまったり時間があり、その後また塾生が来るというサイクルでした。
昨日のあまりにひどい私の机周りはビフォーアフターで見事に体験会場に変わりました。
午後のクラスに来ていた小5の生徒。
自分の課題が終わってからなにやらオリジナルの作品を作っています。
見せてもらうと、おー!すごいなぁ。
なのですが、どこがどうすごいかゆっくり見ないとわからないということで、
帰ってから検証。
(小学生の生徒が帰ってからこっそり検証という名の、のぞき見してる46歳、、、涙)
これ、ほんまにすごいわ。
と、うんうん唸りました。
ランダムな太さと色の線で描く正方形をだんだん大きくして模様を作成するというもの。
一つ書くと、左に10、上に10移動して辺の長さが上下10ずつだから、20ずつ辺の長さが長い正方形を重ねていくというあたり、それだけでじゅうぶんすごいです。
引数を使って定義ブロックも作り、それを繰り返していく。
そういう、プログラミングのレベルももちろん高いです。
ただ、私が驚いたのはそこではなく(むしろ、そのあたりは余裕でいつもやってしまうので)、
途中の「0-長さ」の部分です。
もしも長さをマイナスにしたいからどうしたらいいかという質問が私に来たとしたら、
うーん、中学生になったら習うことなんやけどと、「-1×長さ」と無理やり教えてしまっていたかも知れません。
プログラミングをやっていると、本来中学生になってから習うマイナスの概念も、座標も小学生のうちに使いこなしてしまいます。
「マイナスっていうのがつけば反対って意味」くらいの感じで軽く流します。
で、今回はたまたま質問がなく、自分で「0-長さ」というのを発見して作成していましたが、正直私だったらこのシンプルな式を思いつけなかっただろうな、と。
あったまいいよなぁってうなっちゃいましたね。
でも、もし質問があって、理屈抜きで-1をかけるという事を教えてしまったときの弊害、あるのかないのかは正直わかりませんが、ちょっと考えます。
それにしても、小学生でこんなの自在に作って、本人は全然すごいとも思っていない、普通な感じって何?って思いますね(笑)
楽しみな話です。
それでは今日はこの辺で。