理科の圧力計算の問題は秒殺です。計算嫌いな人は必見。

今日は三連休の最終日。
今日はさすがにほとんど誰も来ないだろうと、スイッチをオフにしてたら、10人以上。
結構来ましたね。

今日ぐらい休んでもいいんじゃないのかな?と思いつつも、来て偉いよなぁと。

今日みたいな日に勉強しに塾に来る生徒達を見ているとそれだけで幸せ気分になれます。

今日は中学3年生がやってる入試対策問題で理科の圧力計算の問題があったので、ちょっとその解説を。
学校で習ったり、参考書に書いてあったりという解き方とはまったく違うので、参考になればと思います。

ちなみに、圧力の計算問題は1年生で習う範囲ですが、わりと苦手というか、嫌いな生徒が多いのではないかと思う単元です。
まあ、理科の計算問題はどれにしたって、皆に嫌われるのですが、、、

理科の計算問題は基本すべて算数です。
その辺もおいおいと。

では、質量400gの物体を4㎝×5㎝の面を下にしたときの圧力の大きさの求め方です。

教科書的な解き方で行くと、5㎝×4㎝=20㎠
1㎡は100㎝×100㎝なので10000㎠。
だから20㎠=0.002㎡
400g=4Nなので、
4÷0.002=2000N/㎡

はい、
こんな計算大嫌いな人ー!

まず僕が大嫌いです。
計算大嫌い。
だからとにかく手を抜く、楽をする。
なにせ、小学校時代、そろばん行ったフリして遊んでるのがバレてやめさせられたような奴ですから、4÷0.002とか、吐き気がします。笑

じゃあどうするのか。

そもそも、掛け算割り算の段階で、約分という必殺技があるわけですから、小数より分数の方が圧倒的に有利なわけで、小数は使いません。
理科ではあまり分数見ない?そんなの関係ないです。
バンバン使いましょう。

これを教えたら生徒達の目がキラーンとします。
え?ほんま、秒殺や。って。
圧力ってこんなに簡単やったん?って。

はい、その顔、それを見るためにこの仕事やってます。

では、実際、2つの解き方でどれくらいの違いがあるのか?
正直、わかりません。

でも、実力テストや入試の限られた時間の中で、圧力の問題が出た、からの

・面倒なのが来たよ、、、
・秒殺問題が来たよ!

この差は大きすぎます。

極限状態でのメンタル面と、他の問題に割ける時間の確保。

普段ゆるゆるでも、実はそういうシビアな部分、フォローしてるんですよ。
あー、うちの生徒は幸せだ。

ってね、誰も褒めてくれないんで時々自分を褒めるんです。

それでは今日はこの辺で。